ヒプノセラピー
ヒプノセラピーとは「催眠療法」のことです。
睡眠の手前の状態(催眠状態)で、潜在意識(無意識)に働きかけていくものです。
ヒプノセラピーには、大きく分けて3つのタイプがあります。
- ◆ ブリーフセラピー(短期療法)
催眠中にアファメーション(肯定的な暗示)を潜在意識に与えることにより、潜在意識を変えていく方法。 - ◆ インナーチャイルドセラピー(幼児退行催眠)
幼い頃の出来事や感情を再体験し、傷ついたインナーチャイルドを癒していく方法。 - ◆ 前世療法
過去世の人生を再体験し、それが今の人生にどういう風に影響してしまっいるのか探ってく方法。
※ 催眠療法と聞くと、他人ににコントロールされたり、自分の全てが見られてしまうようなイメージがあると思いますが、言いたくないことを
言う必要はありませんし、セラピストがコントロールするようなこともありません。
潜在意識〔せんざいいしき〕と顕在意識〔けんざいいしき〕
意識には、次のように2通りあります。
- ◆ 顕在意識 …10%
左脳が司り、日常生活において、計算や物事の手順や方法を考えるなど、一般的に『考える時』に使う意識。 - ◆ 潜在意識 …90%
右脳が司り、「~したい」「~したくない」など、感情や危険などを感じたりする直感やひらめきなど『感じる時』に使う意識。
日常生活では顕在意識を多く使っていますが、潜在意識は顕在意識にまで影響を与え、私たちの行動パターンまでも支配していく、大きな力を持っています。
自分自身を見つめ、自分の本質を知っていくには潜在意識が大きな手がかりとなります。
インナーチャイルドセラピー
インナーチャイルドセラピーでは、まず、潜在意識の中にいる傷ついた自分(インナーチャイルド)の声(主張)に耳を傾けていきます。
それは、潜在意識の中にある心の傷が意識上の願望にブレーキをかけている場合が多いからです。
そこで、傷ついたインナーチャイルドを大人の自分がなぐさめ癒してあげるのです。
潜在意識の深いところにある自分とコミュニケーションをとることで、本来の自分が望んでいることに気づき、顕在意識と潜在意識の間で情報を伝え合い、分かち合っていくことができるようになります。
傷ついたインナーチャイルドが癒されると、自分自身を愛おしく思えるようになるのです。
前世療法
昨日まで仲良くしていた人と、急に特に理由もないのに仲良くすることが難しくなったり、急に生理的に受け付けなくなってしまった人は前世での関係に大きな原因がある場合があります。
前世療法では、退行催眠により潜在意識の中にある前世の記憶にアクセスし、心的外傷を取り除いていきます。
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